オンラインゲームでの韓国人の口調が丁寧すぎて笑える件
こんにちは。
上司のパワハラで働けなくなった韓国人を養っているらばんじんです。闇が深いですね。
そんなおっぱもかなり回復してきて最近では「ラノベ作家に俺はなる!」などとほざいていますが、それはともかく普段はネトゲしてます。
元々韓国人というのは非常にオンラインゲームが好きな人種ですが、おっぱはちょっと変な韓国人なのでほとんどオンラインゲームをやったことがありませんでした。
モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず自由で なんというか 救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで…(出典:孤独のグルメ)
なんてセリフもありましたが、おっぱにとってのゲームも「一人でやるもの」で、馴れ合うならまだしも他人に指図されるなんて我慢ならんということで、驚くべきことにWOWやLOLはおろか、スタークラフトもリネージュもほとんどやったことがなかったんです!!!!
普段韓国人と交流されている方ならこれがどれくらい驚くべきことかおわかりでしょう。白いご飯や熱いお茶が嫌いな日本人みたいなものです。
そんなおっぱがついにネトゲにハマりました。これです。
私は横で見ているだけでよくわからないんですけど、崩壊したニューヨーク?が舞台で、敵味方に分かれて銃で撃ちあうゲームみたいです。街並みを完全に再現しているのも評判なようです。(最近ゲーム業界では実際のマップを再現するのが流行っています。特にアサシンクリードシリーズが有名ですね)
こういうタイプのゲームではFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム、一人称視点シューティングゲーム)といって、登場人物が見ている視点をそのまま画面に映すタイプのゲームが多いのですが(コールオブデューティなどが有名です)、これは一人称ではなくて三人称、つまり主人公をカメラが見下ろしているような視点なんです。「ゼルダの伝説」みたいな感じですね。
FPSだとどうしても自分がどこで何をやっているのかわからなくなってしまうのですが、これだとやりやすいということで買ってみたらこれが大当たりだったみたいで、毎日のようにプレイしています(家事しろよ!)
しかも、オンラインプレイどころかなんと音声チャットまでしながらゲームしているんですよ。つまり、「そこを左に曲がって!」とか、「そっちの敵頼む!」みたいに指示を出しながらプレイできるんです。すっごいオタクっぽいですね。
最初のうちは英語(※おっぱはTOEIC950点です。ねっ闇深でしょ?)で喋っていたんですけど、さすがにちょっと疲れたみたいで最近ではもっぱら同じ韓国人とプレイしています。前置きが長くなりましたが今回はそんなおっぱの名言を紹介したいと思います。
(1)基本的に「시」を使う
韓国語をやっている方ならご存知かと思うんですが、基本的に「尊敬の시」でしゃべります。ゲーム仲間とはいっても初対面の方とか、顔を知らない方がほとんどなので相当丁寧な口調で喋っているわけです。
たとえば、초대 해드릴께요 みたいな感じです。もちろん、他のプレイヤーは씨ではなく님をつけて呼びます。
(2)お殺しください
えっともちろん銃で打ちあうゲームですので敵は基本的に殺さなくてはなりません。殺さないといけないんですが、もちろん敬語なわけです。
英語でやってたときは、普通に「殺せ殺せ〜!!」みたいな感じだったように思うんですが、韓国語ではとても丁寧ですね。なんか、インテリヤクザみたいな頼み方ですよね。そこまでへり下るなら自分で殺ればいいと思います…。
実際の用例としては、죽이시고~ とか言ってます。
(3)アイテムをお召し上がりください
韓国語では、ゲームにおいて「アイテムを拾う」「取る」ことを「食べる」というんです(かわいいですよね)。私もおっぱとゲームをしていて、「それ食べて食べて!」と言われて、「えっ何を!?」ってなることがよくありました。
それはともかく「먹다(食べる)」の尊敬ですからもちろん「드시다(召し上がる)」を使います。
그러면요~ 그거 좀 드시거요. とかですね。
端から聞いてると何やってるかわからないですよね。うちに盗聴器が仕掛けられてないことを祈るばかりです。
ただ、日本語に訳すとやたら丁寧に聞こえますが、(イルベなど一部のサイトを除き)インターネット上では基本的に韓国人はこんな感じで話しますので、当人たちにはあまり違和感はないんだと思います。
韓国語の勉強のために、ネイバーカフェなどに登録している方もいらっしゃるかと思いますが、普段の調子でいくと若干失礼になるかもしれないですよ!
ちなみにおっぱ曰く、日本人プレイヤーは音声チャットを使わないので困るそうです。そりゃ家族がいたりして恥ずかしいからだと思いますが、なるべくチャットを使って欲しいそうです。以上、伝言でした。
そういえば韓国ではよく日本人は「人の迷惑」を嫌うと言われています。英語は通じない、マイクすら使わず、好き勝手に行動し、あげく自滅…。これらはある意味「迷惑」だと思うのですが、日本人プレイヤーにとってはそれ以上に「知らない人と話すのは恥ずかしい」つまり「恥」が先に来るんでしょうか。ちょっと面白い現象だな〜なんて思ってしまいました。言われてみれば、迷惑を嫌うのも恥ずかしいからなのかもしれません。
ディビジョンプレイヤーのみなさま、平日の昼間(※日本と韓国には時差がありません)にやたらテンションの低い日本語を話す外国人がいたら、それはうちのおっぱかもしれないので、よろしくお願いします!