日本語教師、プログラマーになる。

韓国に嫁いで日本語を教えていましたが、なんやかんやでiOSアプリ作ってます。

祝、光文社復活。Kindle Unlimited再開しました!

ズドラーストヴィチェ!

最近、ロシア文学スタディというのを始めたらばんじんです。

 

「スタディ」というのは、勉強熱心な韓国ならではという感じの文化なのですが、「自発的にやる小規模な勉強会」みたいなものかな?

 

もともとは、ロシア語の上手な韓国人にロシア語を習っていたんですよ。

で、私は代わりに日本語を教えるという。

いわゆるランゲージエクスチェンジ(言語交換)というやつですね。

 

でも、その相手の方が転職してから、あんまりにも忙しくて続けられないということで、仕事に慣れるまでしばらくお休みしませんかということになってしまいました。

…えー、ほとんどの場合、お休みしましょうというのは社交辞令で、まぁ雑誌の休刊みたいなものですよね。

というわけで代わりになる方を探していたら、ロシア語ではなくロシア文学スタディを見つけて、面白そうなのでロシア語の勉強はちょっとお休みしまして、そちらに参加させていただくことになりました!

 

というわけで読む本を入手しなくちゃいけないんですけど、うまい具合にちょっと前から光文社が復帰していたんですよね。それでちょっと調べてみたら、ちょうど課題作品がアンリミテッド対象になっていまして、久々に再開することにしました。ラッキー!

 

(※私はKindle Unlimitedを電子図書館だと思っているので、これ以降、「借りる」という表現を使うことにします)

 

 今回のテーマはプーシキン。スタディリーダーの方によると、概ね年代順に読んでいこうぜ!ということなんだそうです。

テーマはベールキン物語と大尉の娘。青空文庫には、スペードの女王しかないので助かる〜!

 

ベールキン物語は短編集。民話を意識したつくりで、昔話のような、おとぎ話のような感覚で読めます。やっぱり面白かったのは「射弾」かなぁ。シルヴィオ、かっこいいですよね。まだ35歳なんだけれども、きっと白髪混じりのごま塩ヒゲなんじゃないかなぁ、なんか、名前が「シルバー」だから…(適当)

「葬儀屋」は、ちょっとラヴクラフトの「死体安置所にて」を思い出すような、ちょっとうふふっとなる感じの怪談。

 

スペードの女王 大尉の娘

スペードの女王 大尉の娘

 

 そしてこちらが大尉の娘。うーん、最初は正直つまんないです…。貴族のボンボンがイタズラしたり決闘したり。肝心の大尉の娘はいつ出てくるんや!っていう感じです。

でも、悪役のプガチョフが出てきたあたりから面白くなります!特に、サヴェーリイチのキャラがどんどん立ってくる!プガチョフに対してもビビらず、お坊っちゃまのために頑張るサヴェーリイチかわいすぎる!!

出版に際して削除されたという幻の章もあってお得感あり。ただこれは、あんまりにもご都合主義という感じもあり、それで削除したのかな〜って感じです。

あっ大尉の娘さんは最後の最後でちょっと活躍します。むりやり入れた感もちょっとあるけど…。

 

ちなみに、一応韓国語翻訳版も読もうと思って借りてはみたんですけど、やっぱり難しいよ〜。

頑張ります。

 

鼻/外套/査察官 (光文社古典新訳文庫)

鼻/外套/査察官 (光文社古典新訳文庫)

 

 次はゴーゴリということで、やっぱ鼻と外套かなぁと思って借りたけど、「鼻も外套も短すぎるから死せる魂でいこうや」って話になってしまった。

せっかく借りたのでちょっと読んでみたけど、落語調で読みやすいのはあるけど、突然てやんでぇとか言われるのでちょっとドキッとする。これは確かに賛否両論だよなぁ。

こんなに落語調にしてしまうのであれば、いっそのこと人名なんかも全部江戸っぽくしてしまってもよかったのでは…!?

 

死せる魂

死せる魂

 

というわけでこちらが死せる魂です。前回、光文社が撤退してしまったときに調べたこちらのグーテンベルク21さんですけど、結構読みやすいし光文社から出てない作品もカバーしてくれてたりするのでとっても助かります。

ただ、ゴーゴリは人気があるようで青空文庫でも鼻、外套、死せる魂は読めます。検察官は、作業中ですが。

 

ゴーゴリの次はレールモントフで、ちょっと調べてみたのですが…。レールモントフの作品はほとんどKindle化されていませんTT

っていうか、そもそも日本語訳自体が少ないTT

というわけで、日本から取り寄せるなり、頑張って韓国語で読むなりしないといけないですね…。いや、別にいいんですけど、面白いといいなぁ…。

そうそう、実はプロジェクトグーテンベルクグーテンベルク21とは別ですよ。英語版の青空文庫のようなサイトです)に、「現代の英雄」あるんですよ。英語ですけど…。

www.gutenberg.org

どなたか翻訳して青空文庫にアップしていただけませんかね…!?

今回の読書会で調べてみてわかったんですけど、まだまだ日本で知られてない、手に入りづらいロシア文学ってたくさんあるんだなぁ…って思いました。(いやもちろん、ロシア文学専攻のガチの方からしたら、そんなことないんでしょうけど…)

Kindleで購入するのにこんなに苦労するっていうのは、普及してないってことになりますよね?

印刷するにはリスクの大きい、マイナーな本ほど、どんどんKindle化してくれれば助かるのに!!

 

レールモントフって書いてあったから借りてみたけど、ロシアじゃなくてトルコのお話でした???

すっごい短い。アラビアンナイトっぽい。

 

というわけで、ロシア文学関係はこんな感じで、それ以外に借りた本です。

 

表紙がかわいいので借りてみた。 

 

これも表紙がかわいい。

Linux弱いので勉強したい…。 

 

俺、ゲーム作ってテバク*1なったら会社辞めるんだ…。 

 

光文社古典文庫に哲学関係っぽい難しそうな本がたくさんあったので、ちょっと読んでみようかな? とおっぱに言ったら「やめとけ!でもこの本を読めたら読んでもいい」というよくわからない許可をもらいました…。

ちなみにアンリミ対象なのは上巻だけで、下巻は買わないとダメです。

っていうか会社の本棚に韓国語版があった。なぜ…。ほとんどは技術書だけど、たまに社長個人の所有っぽい大学の教科書っぽいものとか、筋トレの本とかあるんだよなぁ…。

 

日経ソフトウエア 2017年 2月号 [雑誌]

日経ソフトウエア 2017年 2月号 [雑誌]

 

 雑誌はKindle Paper Whiteでは結構読みづらいんですけど…。一応借りてみた。

 

やせぐせがつく野菜の常備菜

やせぐせがつく野菜の常備菜

 

白黒のKindleでも読みやすいデザイン!!

でも肝心の内容は、結構日本でしか手に入らない食材が多くて、ちょっと困った。

いくつかは参考になりました。

 

 前回、炎のゴブレットを読んだので続きです。いや〜謎のプリンスって誰なんでしょうね〜!?完全に、謎ですよね〜!?

…いえ、映画を見たので完全にネタバレ食らってるんですけどね。

 

 さすが、プロの代筆屋さんだけあってめちゃくちゃ読みやすい。スラスラ読めます。ブログの参考になるといいな〜!

 

というわけで、今回借りたのはこんな感じです。

しばらく見ない間に、履歴が確認できるようになっていて、ちょっとだけ便利になりましたね。

 

…しかし、前回借りた本がまだKindleに残っている気がするんですけど…。普通に読めちゃうし…。いいんでしょうかこれ…?

*1:대박 大当たり