しっ知らねえ…!なぜか韓国で有名な日本のあれこれ
アンニョンハセヨ!らばんじんです。
今回は韓国語を勉強しているあなた、韓国にお引越しするあなたに捧ぐ!
これを知らないと、韓国人に
「お前、本当に日本人か!?」
と疑われちゃうもの選手権大会〜!!!!
韓国人とお話する前にバッチリ予習して行ってください!!
これさえ知っていれば、逆に韓国語わかんなくてもケンチャナヨです。たぶん
まずは初級編。
ラブレター(映画)
なぜか韓国では超超超大ヒット。「オゲンキデスカー」旋風を巻き起こした伝説の作品です。韓国全国の大学の日本語の授業で、台詞を暗記させられたり、劇をやらされたり、感想文を書かされたりと大活躍。
ちなみにわたくし、留学中に髪をバッサリ切ったことがあったのですが、会う人会う人みんなに「お元気ですかー」と言われました。猪木ですかー。と思ったのですが、よくよく話を聞いてみたらこの映画のヒロインがショートカットだったからでした…。
わたくしも韓国へ来るまで全然しらなかったのですが、授業で見てみたらとても素敵な作品でした。確かに、全体的になんとなく「冬ソナ」っぽい雰囲気が漂っており、韓国人好きそうって感じです。あと、トヨエツがカッコいいのでおすすめ。
舞台が北海道の小樽なので、韓国人観光客には聖地巡礼も人気みたいですよ!
SHIHO(モデル)
モデルさんだそうです。
私ファッション雑誌とかあんまり見ない人なので><知ってるモデルっていったら田中美保くらいしかわからん…!
同僚からこの人知ってる?とよく聞かれるので調べてみたら、格闘家の秋山成勲(チュ・ソンフン)の奥様だった。娘のサランちゃんが韓国のテレビ番組で有名です。
「なんで知らないの?日本で一番有名なモデルだって聞いたよ!」おいおいおい…。なんか尾ひれついてんぞ。確かに綺麗な人だけど、まだまだ旦那様の方が有名だと思いますよ!?
でもこの本結構売れてるみたいだし、私が知らないだけ!?なんかごめんなさい!
私が韓国に来た後からブレイクした方なんでしょうか???
藤田小百合(タレント)
韓国では非常に有名なお笑いタレントさんです。ちょっと天然っぽいというか、バカっぽい発言をするんですけど、結構毒舌だったりして、実は相当賢い人なんじゃないかと思ってます。
っていうか、そもそも韓国語ペラペラなんですから、頭がいいのは間違いないですよね。(私はバカですけど…)ユンソナみたいなポジションでしょうか?
謎の被り物したり、井戸に頭突っ込んでみたりと、ちょっと狂気を感じる部分もあって、鳥居みゆきっぽい味わいもありますね。
この辺から中級編ですよー。まだまだ余裕ですよね?
プリンセスメーカー(ゲーム)
習い事やアルバイトで気品ある女性に育てた女の子を、王子様に嫁がせてプリンセスにしちゃおう!というちょっと古いけど有名なゲームです!有名なんですよ!!制作会社もあの「新世紀エヴァンゲリオン」で有名なガイナックスですからっ!!(アニメ会社ですけど、ゲームも作っています)
韓国ではこの「2」の海z…パソコン版が非常に人気で、なんとスマホで新作まで出ました。日本では現在、「5」まで発売されていますが、新作は出ていない状態ですね〜。
20代の女の子とかでも、結構お兄さんとかの影響で知ってたりしますよー!
オタクっぽいゲームかな…。って気持ち悪く感じるかもしれないけど、元々女の子のお人形遊びをモチーフとしているゲームなので、女子にもファンが多いんです!私もその一人。あれこれドレスを着せ替えたりするのも楽しい〜。韓国人の「デリマンジョク*1」を理解するためにも、一度はプレイしてみてはいかが!?
日本では知ってる人があんまりいなくて寂しかったけど、韓国だったら飲み会とかで鉄板でウケるので嬉しいですね!
上のアマゾンのリンクはPS2版ですけど、今はスチームからでも買えます。パソコンゲームとか詳しい人はこちらもおすすめ。
日本語、韓国語、中国語、英語をサポートしているので、勉強にもなりそう!
こちらの記事によると、どうも韓国の会社が版権を買ったっぽいですね…。これだけでも、韓国でどれだけ有名なのかわかりそうなもんです。
怪盗セイント・テール(漫画、アニメ)
主よ、タネも仕掛けもないことをお許しください…。
で有名な?漫画原作のアニメ。主題歌はなんとあの松雪泰子。そして松田聖子。なんですけど、なんで誰も知らないんだ〜。ぐぬわ〜。
私、「なかよし」読者だったので、アニメ化されて本当に嬉しかったんですよー。なんですけど、日本ではあまり商業的には成功しませんでしたね。
韓国では「チョンサソニョ・ネティ*2」として大変有名です。30代の韓国人ならたぶん知らない人はいないのではないでしょうか…?
ちなみに相手役の中学生探偵、飛鳥Jr.はよく「顔面認識障害」とネタにされています。
(こちらの記事、飛鳥Jr.が理想の王子様第二位の快挙を成し遂げているのもびっくりですよね。日本だったら多分イタキスの入江くんとか、ときめきトゥナイトの真壁くんが常連でしょう)
というのも、セイント・テールこと芽美(めいみ)は髪型は変えているとはいえ、顔は丸出し。特に濃いお化粧をしているようにも見えないのですが、毎回全く気づかないんですよねー…。ありえないでしょ!この、超鈍感っ!
顔面認識障害というか、「相貌失認」という障害なら実際にあるわけですが、もし飛鳥Jr.がこの病気だとしたら、探偵業はちょっと諦めた方が良さそうです…。ま、めいみが手品師兼怪盗ですから、しっかり稼いで来てくれるでしょう(笑)。
愛天使伝説ウェディングピーチ(漫画、アニメ)
- アーティスト: TVサントラ,FURIL
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 1995/07/21
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 57回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
だんだん難易度が上がって来ましたね。大丈夫ですか?ついてこれてますか!?
「美少女戦士セーラームーン」などを担当した脚本家、富田祐弘原作のメディアミックスプロジェクトです。
アニメ版と漫画版がほぼ同時展開だったように記憶しとります。漫画版は小学館の「ちゃお」や「小学4年生」などで連載されていました。知らない人も多いと思いますが、私はちゃお読者だったのでよく存じておりまして、確かリモーネとかなんとかいうロン毛のタキシード仮面みたいな男性キャラクターがかっこよかったです。でも真の相手役は同級生のサッカー少年という、当時の少女漫画によくあるダブルヒロインならぬダブルヒーロー制を採用していました(実はさきほどのセイントテールの所で引用した韓国語の記事にもちゃっかり載っているので探してみてね)。
ウェディングドレスをモチーフとしたコスチュームがかわいくて、よく真似して絵を描いてましたねー。確かに初期はこのガチドレスで戦っていましたが、途中でバトル形態?みたいな服が出て来まして(作中では「お色直し」と呼称)、ちゃんと動きやすいミニスカ戦闘服で戦っていたんですよー。
さてそろそろ上級編です。この辺は私も知らないので簡潔にいきます(笑)。
ドラゴンリーグ(アニメ)
フジテレビで放送されていたアニメだそうです。韓国では「ジュラ紀ワールドカップ*3」という名前で親しまれていたそうです。ごめんなさい。全然わかりません。助けて下さい。
しかし、恐竜+サッカーとは、90年代に少年少女だった日本人としては鼻血が出るほど嬉しい組み合わせですよね。面白いのかなぁ〜。
おねがい!サミアどん(児童文学、アニメ)
これも全くわかりません。原作はイギリスの児童文学だそうですが、アニメ版はれっきとしたメイドインジャパンです。
前の職場で知らないと言ったら、「なんで知らないの!?砂の妖精だよ!?」とめちゃくちゃ怒られました。ご期待に沿えず、大変すいませんでした。韓国では「砂の妖精パラムドゥリ*4」です。原作のタイトルも「砂の妖精」なので、むしろ日本のタイトルの方が変化球というパターンです。
つい最近、カートゥーンネットワークで再放送されたようでして、その際のCM映像を発掘して参りましたので、お納めください。
うん、かわいいですね。1日に一回だけ願い事を叶えてくれるそうです。ログイン特典みたいですね。
キャラクターデザインがちょっと海外進出を意識してるっぽい印象ですよね。
というわけで、知っていたら韓国人と仲良くなれるかもしれない日本のあれこれでした。恐ろしいことにこういうものって、日に日に増えていきます。最近では「深夜食堂」なんかなぜか大ヒットしてましたよね。
それにしても日本では流行らなくても、海外でバカウケというのは、なかなか夢のあるお話です。世界のどこかには自分を認めてくれる人がいると信じて、はりきって生きていきましょう。