『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』韓国語版イラストがおもしろい
こんにちは。
通う会社がなくなったので絶賛就職活動中のらばんじんです。
二つの会社から連絡がきまして、明日明後日と連続で面接です…><
っていうか、ひとつはものすごい赤字(※韓国の求人サイト「サラミン」では企業の基本情報が閲覧できます)なんですけど、人採ってる余裕あるんかな?
今日はちょっと面白い記事を発見したので紹介しますね。
おめでとうございます!
確かに、韓国人にはぴったりの本かもしれないですね。おっぱに見せてみたらブフッと吹き出していました。タイトルが、ほんの〜りですが過激になっているんですよね。
あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
↓
あ、やりがいなんかいいんで、
夜勤手当でもください。
という感じでしょうか?
さてこちらの中身、イラストがブラックで面白い!
(イラスト勝手にコピーしてきたけど、大丈夫なんでしょうか?ダメだったらすぐ消しますね!)
まずはこれ
イラスト:ヤン・ギョンス(以下同)
38度は微熱。
会社を休むのは、40度から!
ヤッホ〜!!
…いきなりドン引き発言が飛び出しましたね。
清々しいまでに社畜です。っていうか、ヤッホーじゃねえよ(笑)。
미열...微熱
얏호...ヤッホー
女性がつぶやいているのは
大丈夫。
ちょっとホットなだけ
大丈夫?ファミ通の攻略本みたいになってるよ…?
手に持っているのは「内服薬」ですね。
내복약...内服薬
それからこちら
ちょっとセリフ長いですよね。
それでも、
こんな不況に我々を救ってくれるのは
会社様だけ。
구원...救援
회사느님...会社+神様(하느님)の造語(多分)
日本語で救援っていうと、どうも災害関連で使う(救援物資とか)イメージが強いんですが、宗教的な「救い」にも使うんですね。勉強になります…。
私はごく一般的な日本人的宗教観を持っているので、キリスト教系の単語はちょっとよくわからなかったりします。(ちなみにですが、家族の一人は某マイナー系新興宗教にハマっていました。闇が深いですね)
信者たち(?)のセリフはそれぞれ
ローン波羅蜜多
カード代金を与えたまえ
子供が二人で罪人です
바라밀...波羅蜜
-주소서...〜してくださいの古い言い方
죄인...罪人
(追記:이자は「〜だし」だと思ってたけど「利子」かな?)
ここで困ったのが「바라밀」で、おっぱに聞いたんですが「知らん」の一点張りで仕方なくNaverで調べました。まさか「波羅蜜」だとは…。もはや韓国語じゃねえし…。
そういや、うちのチーム長(ってもう辞めたけど…)もお子さん二人なんですよ。アルバイトでお友達の会社を手伝うって言ってたけど…。女の子二人じゃお金かかるよなぁ…。一人は一度会ったことがあるんだけど、すごく礼儀正しくてかわいらしい子でした。会社のスキー合宿に来てくれたんですよ。さすがソウルっ子だけあってスキーめっちゃくちゃ上手いの。あの時は楽しかったなぁ…。
すごく優秀かつ、ユーモアのある方で、いつもいつもコリアンジョークを飛ばしていて。ずいぶん助けていただきました。いい仕事が見つかるといいのですが、まぁ、他人の心配をしている場合ではないですね><。
まっそんなこんなで、韓国に住んでいると、日本の書籍がかなりのスペースを占めていますし、実用書だと普通にパラパラっと立ち読みしてて、改めて著者を確認してみると、まさかの日本人だったりするんですよね(笑)。
「詳解swift」なんかも、危うく韓国語版買っちゃうところでした。危ない危ない。
表紙のデザインがかなり違ってたりするんですよほら!
一応黒いことは黒いけど、タイトル全然違うし…。(韓国語版タイトルは「きちんと習うswiftプログラミング」)
やっぱり日本人は日本人の書いた本に惹かれるんでしょうか!?
というわけで、「아, 보람 따위 됐으니 야근수당이나 주세요」見かけたら手にとってみてくださいねっ♪
あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
- 作者: 日野瑛太郎
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