日本語教師、プログラマーになる。

韓国に嫁いで日本語を教えていましたが、なんやかんやでiOSアプリ作ってます。

Kindle Unlimited無料体験総括!30日でおいくら万円読めたかな?

読書の秋ですね。天下のAmazonの財政を圧迫した読書乞食様のお通りですぞ!

今回は無料体験の30日間で食い散らかした本が総額いくらになったのかまとめてみたいと思います。いや〜いやらしい記事ですね〜。

 

現在はすでにアンリミテッド対象から外れている本もありますよね。そういったものの記録にもなればということで、そのまま掲載します。

 

漫画

アドルフに告ぐ 1
 

これはね、以前から読もう読もうと思ってはいたんだけどついに手を出してしまった。一気に 5巻まで読破。単なる反戦漫画ってだけではなくて、アクションありロマンスありの極上のエンターテイメントに仕上がっている。さすがマンガの神様。正直主人公はなんであんなにモテモテなのかよくわからんけど(当時の日本人としては珍しくガタイがいいからかな?)、出てくる女性がみんな魅力的で、特にミエコちゃんがかわいくてお気に入り。

私ならたぶん15万で売ったと思う(でもその後殺されちゃうのかなやっぱり)

292円×5巻=1460円(あらら、いきなり元とっちゃった)

 

奇子 1

奇子 1

 

ちょうどアドルフに告ぐの次くらいの年代(戦後すぐ)から始まるお話。陰鬱な昭和の日本を描く異色作。これも前から読んでみたくて、やっと読めたのですが。ん〜〜。

滑り出しは好調だったのですが、ちょっと中だるみ?幼い奇子があまりにもかわいいので、成長してしまって魅力が薄れてしまったような。

でもラストは良かったです。

292円×3巻=876円

 

陽だまりの樹 1

陽だまりの樹 1

 

 手塚治虫の曽祖父、幕末の蘭方医が主人公のお話。私ね、このタイトルから、ポカポカ暖かい木漏れ日…医は仁術…みたいな、なんか、感動の人情物みたいなのだと思ってたんですよ!違うんですね!৲( °৺° )৴まさかそういう意味だとは…!

というわけで、アクションありお色気ありの重厚な時代劇になっていると思います。劇画タッチの絵柄も雰囲気にぴったり。

なんですが、実はこれ、アンリミテッドでは途中(5巻)までしか読めないの!!えーっ、何それ〜!?続きは買ってくださいって事〜!?

まぁ十分楽しませてもらったんだし、いいんですけど、正直ガッカリですよね৲( °৺° )৴でも、途中まででも読むべきです。蘭方医って、結構弾圧されていたのね〜。「仁」が好きだった人にもオススメ。

1巻のみ292円

2巻〜5巻まで324円、あわせて1588円

  

 悪の華が好きなので読んでみた。結構ありがちな設定だけど、途中で「えっそう来る!?」という所があり、ぐっと引き込まれますね。

悪の華ほどの衝撃はないけど、女の子がめちゃくちゃ可愛くなっています。悪の華好きなら、読んで損はないかな。って…これも1巻までかいっ!

486円

 

弾アモウ 1巻

弾アモウ 1巻

 

 私ね、だんだんアンリミの傾向がわかってきましたよ。以前「一巻だけ立ち読み」をやった事のある漫画は、アンリミに登場しやすいのですねっ!

というわけで、以前一巻だけ読んで続きが気になっていたこちらを消化。きゃわゆい女の子のガンアクションです。父親の仕事の都合でなぜか紛争地帯で少女時代を過ごしたという、女刑事が主人公。現代日本でそれやる?という感じのやりすぎ感がいいですね。でも正直一巻が一番面白かったかな、どんどん失速…。でも、この作家さんは好きになりました。18禁ではないけど、ベッドシーンが過激なので、電車で読んではいけませんっ!!

324円×5巻=1620円

  

 天羽にそっくりな感じのお姉さんが登場。今回は、中国房中術の達人だというロリババアならぬセクシーババア(推定数百歳)の殺し屋が主人公。お色気で忍び込んで簪に仕込んだ毒薬でグサッ!みたいな、トラディショナルな殺し方をするのかと思ったら、なんと普通に現代風のマシンガン的な武器をぶっ放してました。いわゆるコンピューターおばあちゃんってやつですかね?(違うと思います)

移民が増えて多国籍な街になった東京が舞台で、チャイニーズマフィアが暗躍したりしていましてアモウより面白かった!中国語やスペイン語など色々な言語のセリフが出てくるのも楽しい。昔読んだ「チル」という漫画に設定似てるかも。

Kindle版まとめ買い1168円

(多分割引価格なんだろうけど、計算するのが面倒になってきたのでこっちで計算)

 

 何を隠そう私はコロコロではなくボンボンで育った女。なのでこちらの記事でハンゾーがアンリミ対象とわかったとき、少女時代の思い出が鮮やかに蘇ったのです。ミゲルが好きだったなー!

www.itutado.com

今になって読み返すと、実は子供にはわからないアニメのパロディなんかも多くて、新しい楽しみ方ができました。

この漫画ですごく印象に残っているのは、打ち切りっぽい突然の最終回のアオリで「またいつか会おうね!」って書いてあった事。子供ってこういうの律儀に信じちゃうんですよね。約束を守って下さったんですね、山中先生。

ちなみに、続編の「R」も一巻だけ読んでみました。新作は嬉しいけど思い出補正がないのであんまりハマれなかったかな。続きはまたこんど。

Kindle版まとめ買い1728円

「R」1巻432円

あわせて2160円

 

オルフェウスの窓(1)

オルフェウスの窓(1)

 

 これはね、語学のカテゴリーを覗いてて、なんだよロシア語少ないなー、フランス語は多いかな…と(仏語もわからないくせに)覗いてみたら、ベルばらで学ぶフランス語ってのがあってクリックしてみたら、関連商品で出てきたの!

そういえばこれも以前一巻だけ試し読みで続きが気になってたなー!と思い立ち2巻から続けて読んでいます。ゲルトルートかわゆす。

ってあれっ!?これも途中まで!?最初、最終巻の18巻までアンリミ対象だと確認して読み始めたような気がしたけど…!?気のせいだったのかな。7巻まで読みました。めちゃめちゃいい所で切れているので、やっぱり元々7巻までだったのかな?う〜ん。続きがきになるけど、購入したら「負け」のような気持ちにもなるし…。こういうところが、「〜放題」の難しいところ。

432円×7巻まで=3024円

 

オルフェウスの窓が読めなくなってしまったので、 慌てて次に読む作品を検索。もともとは「地球へ…」を読もうと思っていたんだけど、その前にこちらが気になっていたので読んでみる。ぶんか社の実話系漫画は充実してますね。

こちらは、ある日突然お父さんを殺害されてしまった漫画家の実話。決して上手ではないけど暖かみのある絵で、辛い話だけれど読みやすい。こういう漫画は、もしかしたらアンリミテッドでなければ手にとらなかったかもしれない…。読んでよかったです。

648円

 

志乃ちゃんは自分の名前が言えない
 

こちらは、1巻完結なので途中で切られる心配もなく安心!ネットで見かけて気になっていたお話です。あちこちで貼られてますよねこれ…。

実は、私もほんの少しですが吃音症っぽい症状があるんです。日本語教育能力検定試験を受けるとき(つまり成人してから)、聴解対策が原因だったのかなと思っているんですが。今でも少し残ってて、よくあるパターンが同時によく似た二つの単語が浮かんできて、両方発音しようとして混ざってしまうこと。不思議なのが職場など外では全くでないんですよね、やっぱり韓国語で話しているからかな(間違えて日本語が出てしまうことならありますけど)。本気で悩んでいる人たちにとっては取るに足らない症状なのかなと思いますが、決して他人事ではないなと感じます。あとがきを読んで泣いてしまいました。

270円(紙は700円するのでお買い得!)

 

ナナのリテラシー1 (Kindle Single)

ナナのリテラシー1 (Kindle Single)

 

ファミ通読者のレジェンド鈴木みそ先生です。最近は電子書籍といえば鈴木みそ!という感じで、アンディー・メンテのジスカルド(泉和良)氏と同様手の届かない存在になってしまった感があります。

今回もやっぱりキレがあって面白い。この作品はプライムのオーナーライブラリーでも読めるみたいで、「鈴木みそ」の広告塔という位置付けのような感じがしますが、内容はしっかりとしていていつも通りキレがあります。しかも、絵がパワーアップしている!

これを読んで知ったのですが、「おとなのしくみ」って電子化できないんですかぁ…。えー…。人類の喪失だよそれは…。「銭」だけビームから電子化されてたのかぁ…。ってことは、「銭」を買っても先生には(あんまり)お金が入らないってこと?んんん。

まとめ買いで1197円

 

限界集落(ギリギリ)温泉第一巻

限界集落(ギリギリ)温泉第一巻

 

 ナナのリテラシーを読んだので、やっぱり読みたくなったこの作品。元々、コミックビーム本誌でちょろっとずつだけ読んだことはあったんだけど、こういう話だったのね。まだ途中で、今2巻まで読了。

1巻のみ99円、2巻は499円、あわせて598円

 

雑誌 

やっと雑誌フェーズですよ。

こりゃね、奥さん、前の記事でも言ったけど、ペーパーホワイトと相性最悪っすわ。字は小さいわ、写真は白黒でマズそうだわでいいとこなしですわ。オレンジページって料理雑誌の中でも特に写真が綺麗ですよね。ただ、昔よりレシピ記事減ってますよね?

ただこういう料理雑誌って、読んで本当に作るというよりはパラパラっとめくってネタを盗むあたりが目的だったりもするので、これからもちょくちょく覗くつもり!

実際、これに載ってたからピーマンの肉詰め作ったし。レシピ?一応クックパッド見たけど適当。

359円

 

Tarzan (ターザン) 2016年 8月11日号 No.700 [雑誌]

Tarzan (ターザン) 2016年 8月11日号 No.700 [雑誌]

 

 これもね、奥さん、ワンピースキャラと筋トレの相性最悪っすわ。エクササイズなんて写真でも動画でもよくわからねぇのに、アニメキャラにやられたってよくわからねえっすわ。ていうか私アラバスタ編までしか読んでないので知らない人がいてびびった。

432円

 

小説

 

初恋 (光文社古典新訳文庫)

初恋 (光文社古典新訳文庫)

 

 

みなさんお待ちかね!!NHKのテレビでロシア語に出演されていた沼野恭子先生の訳で初恋が楽しめますよ。賛否両論の光文社新訳シリーズですがこれは上品な翻訳が素晴らしいと評判です。すでに青空文庫で読破しているのですが違った訳で楽しめて、しかもあのクールビューティな恭子先生がこんな甘酸っぱい文章を書くなんて、なんだかドキドキしてしまいますね!!

これは、紙でもぜひ買いたいなぁ〜。

421円

 

星を継ぐもの (創元SF文庫)(現在60%)

途中だけど半分くらい読んだので一応。これは、上位にランクインしてますから皆さんご存知ですよね。SFでありながらミステリーという珍しいジャンル。最初はイマイチ読みづらかったけど、アレがアレかも!!アレがアレじゃないよ!!アレが見つかったよ!!という感じでアレヨアレヨという間に面白さが加速してきました。今半分くらい読んだかな。

(まだ読みかけだけど参考までに、675円)

 

技術書

 

コンピュータープログラミング入門以前

コンピュータープログラミング入門以前

 

 

前回も書いたけど、ひーこら言いながらなんとかかんとか読破しました。もう見たくもない。でも、昔よりはマシになってるのがわかって嬉しかったです。

1954円

 

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(現在50%)

これまた途中だけど一応。翻訳調のチャラい文体でサクサク読めます。漫画もオタくさくなくてかわいい。実際に導入するかはともかく、知ってて働くのと知らないで働くのとでは違いますね。

てかこれ技術書に含めていいのか?やっぱ、リフローレイアウトは神!

(これも読みかけだけど一応、2333円)

 

以上!というわけで、そもそもの目的だった技術書は全く読めてないという残念な結果に!!

 

これ以外にも読みかけの本がたくさんあるけど(前回の記事で恥知らずにもスクショとってますね)、ざらっと目を通しただけ(立ち読み程度)なのでいちいち載せません…。恥ずかしいし…(笑)

 

というわけで、計算してみます。(読みかけは除く)

18,261円!!!!!

 

まぁ…。こんなもんでしょうか。2万いかないのね。

ていうか計算し終わってから気がついたけど実際には1巻だけ期間限定無料ですでに読んだことがあって飛ばして2巻から読んだのがいくつかあった…(AMMOとかオルフェウスの窓とか)。これらを省いて改めて計算するとえーと…。

17,505円!!!!

 

でも、他にも気づいてなかっただけで実は期間限定無料やってましたーって作品があるかもしれないし、そこまで考慮し始めるとキリがない。

そもそも「元を取る」とはいっても10冊上限、返済期限はないけど現実的には読み終わった本はどんどん削除していくわけで、しかも人知れず削除されている可能性も大。購入と全く同じサービスというわけではありませんから、相当割り引いて考えないといけないのは確か。単純に1万6千円ぶんもうかった!とは言えません。

 

ただ私としてはそもそも日本語の本を読むという読書習慣をつけたかったので、割と満足な結果です。特に「星を継ぐもの」はKindleの辞書機能が大活躍しまして、曲がりなりにも日本語を教えて食っていた人間としては、背筋が凍りました(笑)。

 

この記事は書こう書こうと思って少しずつ準備していたんですが、なんだかんだでちょうど今日が無料体験の最終日。

読みかけのプログラミング本を消化することを目標に、とりあえずもう1ヶ月分だけ課金してみようと思います!