日本語教師、プログラマーになる。

韓国に嫁いで日本語を教えていましたが、なんやかんやでiOSアプリ作ってます。

絶対に顎が痛くならないカルビチムの作り方が発覚した

はい。らばんじんです。

カルビチム、おいしいんですけど、硬くなってしまいがちですよね〜!!

あらかじめネタバレしておきますが、普通のお鍋ではなくって、ちょっと特殊な器具を使用します。

はい。(←この時点でバレてる可能性大)

 

それでも続きがきになる!!という方はどうぞ〜。

 

 

 

さて最近、低温真空調理というものにハマっています!!

 

韓国語ではフランス語そのまま、「スビドゥ*1」と呼ぶようです。

夫が日本語ではなんと言うのかというので、低温真空調理なので直訳すると「ジョオン チンゴン ジョリかな〜??」と言ったら「だせえ…」と笑われてしまいました。

 

さてこの低温真空調理ですが、そもそも元々大好きなこちらのお二人のブログで気になってはいたんですよ。

srdk.rakuten.jp

 

でもなんだかカンピロバクターがどうたらこうたらとかで、すごい難しそうだしめんどくさそうだし低温真空調理器具のAnovaとかいう機械も高いので、いいな〜と見ているだけだったんですけど…。

 

ジャジャーン

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なんとなんと、夫が韓国のサイトでセール情報を見つけてきたんです!

 

仕事中に突然連絡がきて「スビドゥって知ってる?」とドヤ顔でいうので(いや、チャットだったので顔は知りませんけど…)、なにそれ?と聞いてみたらその低温真空調理のことだったというわけです。

普段20万ウォンちょっとするAnovaが、16万ウォンくらいだったかな?

ちょっと迷ったけど買ってしまいました!

 

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中身はこんな風になっています。

私ね、Anovaってどういうしくみなのか不思議だったんですよー。小林先生は「はい。はい」しか言わないしね。

どうもこの金属の棒そのものは熱くならないみたいなんですよ。だから袋がくっついてしまっても溶けたりはしません。この穴の中に電熱線的なものが入ってるみたいで、実際に熱くなるのはそこで、外側の金属の部分はただのガードみたいなんですよね。さらにファンみたいなスクリューみたいなのも入ってて、そこがお水をブワーと循環させてすっちゃかめっちゃかにしてくれるみたいなんです。それで満遍なく温度が維持されるということのようです。想像ですけど。

 

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実際にすっちゃかめっちゃかにしている様子です。音がうるさいと言っている人もいたけど、全く気になりません。むしろコポコポいうので癒されます。無印のアロマディフューザーより若干大きい程度です。

このようにお肉はジップロックに入れます。なんかシチューとかを直接あっためられるのかと思っていたんですけど違うんですね(直接やったらスクリューにまとわりついて絶対ぶっ壊れそう)。ロッテマートでジップロックのセールをやっていたので行ってみたら見事に売り切れてました。韓国のアジュンマの情報網を甘くみてはいけない(戒め)

ちなみにこの鍋、私が嫁入り道具で持ってきたシャトルシェフなんですよね。高かったのにAnovaの軍門に降りました…。もうほとんど使ってないですねぇ。レシピ開拓したい。

 

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これは鶏肉をすっちゃかめっちゃかにしてみた様子です。フォークで繊維がほぐれているのがおわかりいただけただろうか…

ここ数年ジパングで流行っているというサラダチキンとやらを未だに食べたことがないのですが、このぶんだと一生食べなくてもよさそうです。

(ちなみに韓国のコンビニでも似たようなものが最近売ってあります。韓国では胸肉が人気なので3000ウォン〜4000ウォンくらいとちょっと割高です。マートで探せば1500ウォン台のもありますが、サイズが小さく見えるのはやっぱり高温で茹でてしまって縮んでいるのではないかと思われます)

 

上にかかっているのはiHerbでセールになってたタイ風シーズニングなんですが、文字通り蓋を開けてみたら若干オリエンタルなカレー粉って感じで、わざわざ買わなくてもよかったです…。

jp.iherb.com


何か使い道ないかなぁ。かけるんじゃなくて、漬け込む方がいいかもしれない。パクチーのサラダとかに合うかも?

 

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というわけで世界一うまいカルビチムの完成です。しいたけの石づきがそのままですね。ワイルドだろぅ?*2

hspoon.com

レシピはこちらを参考にしましたが、味付けは適当にマートで買ってきたカルビチムのタレを使いました。夫いわく、本格的にカルビチムのタレを作るためには梨をすりおろしたり煮込んだりラジバンダリしないといけないそうなので。あとさすがに24時間は戦えないので8時間くらいです。

残ったスープはもったいないので翌日ロールキャベツにして食べました。(これも夫が作りました)最近主夫として頑張ってくれています。

 

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ちぎってみるとこういう感じになっております。安いお肉なので、若干のパサパサ感は否めませんが、とにかく柔らかくてホロホロと食べられます。

ちゃんとレシピ通りに24時間やるか、もしくはあらかじめブライニングをやるともう少しトロトロした感じになるのかもしれません!!

ブライン液といえばこちらのブログが有名です。

blog.livedoor.jp

たまに思い出したように読んでいるお気に入りのブログなんですが、今回隠れ糖尿病が発覚したそうで糖質制限レシピを紹介されているので、糖尿病サラブレッド家系の末裔としてはこれからは頻繁に確認したいなと考えています。

*1:수비드 sous-vide

*2:日本を離れて数年経つのでギャグが古いです。例えば我が家にはおしりかじり虫が住み着いているので、おしりがかゆくなると「おしりかじり虫にかじられた〜」と騒いでいます。2017年現在。